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冷房や暖房などのエアコンを利用する中で、「今月も電気代がかさんでしまったな…」と悩む方は多いでしょう。電気料金の改定により電気代が値上がりしたこともあり、電気代の節約が難しくなっているため、エアコンの使い方を見直す方が増えてきています。そこで今回は、エアコンの電気代の目安や冷房・暖房の電気代が高い理由、エアコンの電気代を節約する方法などについて解説していきますので、お困りの方は参考にしてみてください。
目次
冷房・暖房を使う際のエアコンの電気代は、「消費電力×電力料金単価×使用時間」で算出できます。電力料金単価は一般的に31円/kwh、消費電力はエアコンの機種によってさまざまです。たとえば、消費電力が0.5kwの場合、1時間冷房・暖房を使った電気代の目安は15.5円です。
冷房・暖房を使う際のエアコンの電気代は、部屋の状況によって少々異なります。室内温度と設定温度の差が離れていると消費電力は大きくなり、最大の消費電力で計算しなければいけません。なお、エアコンの機種ごとの消費電力は、基本的に定格・最小・最大別にカタログなどに記載されています。
「エアコンの電気代は高い」というイメージを持つ方は多いでしょう。エアコンの電気代が高い理由には、室内温度と設定温度の差が挙げられます。
室内温度と設定温度の差が大きい場合、エアコンは多くの電力を消費します。たとえば冷房の場合、室内温度が35℃、設定温度が27℃であれば、その差は7℃です。暖房の場合、室内温度が5℃・設定温度が20℃であれば、15℃上げるパワーが求められます。
上記のように、室内温度と設定温度の差は冷房よりも暖房の方が大きくなることが多いため、冷房よりも暖房の電気代の方がかさんでしまうのです。
エアコンの電気代は、以下の5つを実施することで節約できます。
フィルターには室内の空気を取り入れる役割があるため、ホコリやハウスダストが溜まりやすいです。汚れが溜まった状態で放置すると、フィルターが目詰まりを起こします。これによってエアコンの効きが悪くなり、必要以上の電力を消費し電気代が上がってしまうのです。
エアコンのフィルターは、2週間に1回を目安に掃除しましょう。これによってエアコンの目詰まりがなくなり、電気代が節約できるというわけです。
室外機には室内の熱を外に逃がす役割があるため、風の吹き出し口の前に障害物があると、エアコンの冷却効率が下がります。また、太陽光の熱が室外機に当たることで室外機の気温が上昇し、通常よりも多くの電力が必要となります。室外機は直射日光が当たらない日陰に起き、そして吹き出し口の前はきれいに片づけてスペースを空けましょう。
エアコンは、部屋の温度を設定温度にするために起動します。しかし風量を弱めている場合、なかなか部屋の温度が変化せず、無駄に長時間運転することになってしまいます。
エアコンの電気代を節約するには、冷房や暖房の風量を自動設定にするのがおすすめです。風量を自動設定にすることで、部屋の温度が変わるまでは強い風、その後は弱い風と、効率良くエアコンが作動してくれるようになります。これにより、無駄な電気代を抑えられるというわけです。
冷房使用時に羽を下のままエアコンを稼働させると、エアコンが余分なパワーを使ってしまうことがあります。これは、空気には上部が温かく、そして下部が冷えやすくなるという特徴があるためです。このような無駄をなくすためには、羽をスイングまたは上向きにして温度のむらをなくすことが重要です。
「エアコンのつけっぱなしはもったいないから」と、短時間の外出でも電源をオフにする方は決して少なくありません。しかし、エアコンは室温を設定温度にするまでの間に一番パワーを使うため、こまめにスイッチを切るのは好ましくありません。「近所のコンビニに行く」など短時間の外出なら、スイッチを切らない方が賢明といえるでしょう。
エアコンの電気代は、特に夏場・冬場に高くなりがちです。エアコンの電気代を節約するには、今回紹介した5つの方法を試してみましょう。また、冷房よりも暖房の電気代の方が高くなる傾向にあるので、冬場のエアコンの使用は特に注意してみてください。
電気代の節約方法のひとつに、エアコンの定期清掃が挙げられます。「GOODサービス」は、エアコン掃除に定評がある清掃業者です。厚生労働省認定の国家資格を取得したスタッフが、素人では掃除できないエアコンの内部まで丁寧に掃除し、お客様の電気代の節約に貢献いたします。費用や作業内容に関するご相談も随時受け付けておりますので、ご用命の際はお気軽にご相談ください。